【大河ドラマ×街歩き】“蔦重”ゆかりの日本橋小伝馬町で、江戸カルチャーを満喫しよう
江戸のカリスマ編集者「蔦屋重三郎」ってどんな人?
2025年の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主人公、蔦屋重三郎をご存知ですか?
実はこの人、江戸時代の“出版界のカリスマ”!今でいえば、敏腕プロデューサーとか、トップ編集者みたいな存在だったんです。
何をした人かと言うと…
“美人画”で大ブレイクした人気絵師の喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)や、江戸のゴッホととも言われる東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく)、娯楽小説や洒落本で人気を集めた山東京伝(さんとう きょうでん) など、当時のクリエイターたちと手を組んで、たくさんのヒット作を世に送り出しました。
サロンから徒歩5分「耕書堂」という夢の本屋さん
蔦屋重三郎(蔦重)は、自分のお店「耕書堂(こうしょどう)」を開いて、誰もが楽しめる本や、色鮮やかな浮世絵を次々と出版。
しかもその企画力と宣伝のセンスが抜群で、まさにヒットメーカー!
「おもしろくて、美しくて、ちょっと刺激的」なコンテンツを、江戸の街に届けていたんです。
残念ながら現在「耕書堂」はなく、跡地の看板だけになってしまいましたが、今回はそんな蔦重が活躍した「耕書堂」を出店した小伝馬町界隈の“いま熱い”スポットを、ご案内!
蔦屋も歩いた?ちょっぴりディープな小伝馬町散歩
蔦重通油町ギャラリー
3月3日に「耕書堂」跡から徒歩30秒の場所に期間限定でオープンした「蔦重通油町ギャラリー」。蔦重のことがよくわかるパネル展示のほか、浮世絵をモチーフにした雑貨を販売するスペースや、お休み所処(無料休憩所)まで完備!
蔦屋重三郎「耕晝堂」跡地
当時の通油町にあった蔦重の「耕書堂」跡地には歴史が書かれた案内板が建っているので要チェック!
江戸屋
蔦重が生まれる前の1718年(享保3年)に創業した刷毛・ブラシの専門店。職人の手によって生み出される製品は長く使えることからファンが多い。12代目当主の濱田捷利さんは毎年10月に開催される「べったら市」保存会の会長。
伊場仙
江戸後期から続く団扇や扇子の老舗「伊場仙」。歌川豊国、歌川国芳、歌川広重など人気絵師の版元になり、浮世絵を団扇に刷り込んで販売した。店舗右側、本社ビルの入り口からエレベーターホールまでの長いショーウインドウがミュージアムになっている。
小伝馬町牢屋敷展示館
江戸時代に未決囚を収容した屋敷の跡地にある施設内に細かく再現された当時の牢屋敷の模型がある。十思公園の東側には、安政の大獄で処刑された「吉田松陰の辞世の句碑」や、「吉田松陰終焉の地」の碑も建っている。
蔦重街歩きまとめ
2025年の大河ドラマ『べらぼう』で注目を集める蔦屋重三郎は、江戸時代に数々の人気作を世に送り出した出版界のカリスマ。
彼が拠点とした小伝馬町には、耕書堂跡地の案内板や、浮世絵雑貨を扱う「蔦重通油町ギャラリー」など、彼の足跡を感じられるスポットが点在しています。
また、300年以上続く刷毛の専門店「江戸屋」や、団扇・扇子の老舗「伊場仙」、江戸時代の牢屋敷を再現した展示館など、歴史と文化が息づく名所も豊富。
江戸の魅力を体感できる街歩きを楽しんでみては。
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