晴れた日のお出かけに。四季を彩る庭園4選

自然を満喫できるスポット

入場無料で庭園散策ができる「八芳園」の六角亭

だんだんと、お散歩がしたくなるような気持ちの良い暖かさになってきましたね^ ^

都内にも自然を満喫できるスポットがたくさんありますが、今回は比較的サロンからアクセスの良い庭園 をご紹介いたします。

小石川後楽園(こいしかわこうらくえん)【特別史跡・特別名勝】

東京都文京区にある都内最古の大名庭園です。

江戸時代初期の1629年(寛永6年)に水戸徳川家初代藩主・徳川頼房が造成を始め、2代藩主・光圀(水戸黄門)の代に完成しました。

園内には、水面に映る橋の形が満月のように見える「円月橋」や、各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されています。

春の桜、秋の紅葉、冬の雪景色など、1年を通じて美しい自然を楽しめるのも魅力の一つです。

中国様式の橋「円月橋」ジブリ作品に出てきそうな雰囲気を感じました

庭園からは高層ビルも見えて、現代とのコントラストが面白い景観となっています

清澄庭園(きよすみていえん)【都指定名勝】

東京都江東区にあり、三菱財閥を創業した岩崎家にゆかりのある庭園です。

江戸時代に豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷があった場所と伝えられており、明治維新後に岩崎弥太郎が庭園を整備しました。

訪問時は池にたくさんの鴨が泳いでおり、通年見られる野鳥もいることからバードウォッチングが楽しめるスポットとしても知られています。

庭園からスカイツリーが見られる場所があります

出会えるとご利益がありそうな仲良しの亀がいました

浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)【特別史跡・特別名勝】

東京都中央区にある都立庭園で、都内最大級の大名庭園です。

江戸時代初期に徳川将軍家の縁戚である甲府藩主松平綱重が別邸として建てました。

東京湾と築地川・汐留川に囲まれており、海水を園内に引き入れた「潮入(しおいり)の池」が特徴です

海水を利用した汐入形式の庭園は東京では浜離宮のみで、ボラやハゼなど海水魚が多く生息しています。

さらに見どころとしては都内最大級の黒松「三百年の松」があります。

徳川6代将軍・家宣が庭園を大改修した際に植えられたと言われ、関東大震災や第二次世界大戦を乗り越え今もなお生き続けています。

目の前で見ると強い生命力を感じ、思わず見入ってしまう「三百年の松」

園内は25万㎡と広く、園内を散策すると1時間ほどかかります

例年2月下旬から3月下旬にかけて約30万本の菜の花が咲き、映えスポットとしてたくさんの方が撮影していました(夏から秋にかけてはコスモスが咲きます)

八芳園（はっぽうえん）

東京都港区白金台にある1万2,000坪の敷地内にある庭園です。

江戸時代初期に大久保彦左衛門の屋敷があった場所に、1915年（大正4年）に実業家・久原房之助の邸宅として整備された建物と庭園を起源としています。

レストランや結婚式場としても親しまれており、庭園の名称は「四方八方どこを見ても美しい」ことに由来しています。

樹齢500年以上の盆栽や鯉が泳ぐ池、桜の木、紅葉などがあり、四季折々の景色を楽しむことができます。

盆栽ロードで見られる樹齢約530年の蝦夷松

たくさんの鯉が気持ちよさそうに泳いでいました

園内にある「角亭」では額縁に見立てたような写真を撮ることができます

各スポットの詳細はこちら

小石川後楽園：https://www.tokyo-park.or.jp/park/koishikawakorakuen/index.html

清澄庭園：https://www.tokyo-park.or.jp/park/kiyosumi/index.html

浜離宮恩賜庭園：https://www.tokyo-park.or.jp/park/hama-rikyu/index.html

八芳園：https://www.happo-en.com/

お散歩しながら元気になれる庭園

4つの庭園をご紹介しましたが、気になるスポットはありましたでしょうか。

掲載写真以外にも、1年を通して様々な植物や生き物を観察することができるので、いつでも新たな景色を発見 することができます。

晴れの日のお出かけや、リフレッシュしたい気分の時に訪れてみてはいかがでしょうか＾＾

◆2019年12月以前の記事→https://www.kashi-salon.com