脳科学でわかった!「対面」コミュニケーションの重要性
デジタル化による影響とは?
緊急事態宣言の発令によって、テレワークやリモートカウンセリング をされる方が増えてきている状況の中、興味深い番組が放送されていたので、ご紹介します。
アナログとデジタルによる「記憶の定着」
仕事や学習など、あらゆる場面で利用する機会の多いデジタル機器。
ある実験により、アナログとデジタルで「記憶の定着」に違いがあることがわかりました。
被験者30人に実験を行ったのは、東北大学加齢医学研究所 川島 隆太 教授(『脳を鍛える大人のDSトレーニング』を監修)です。
実験内容は、決められた時間内に紙の辞書で、もう一方はスマホを使った検索で、それぞれ単語の意味を調べ、その後、単語の意味を覚えている限り書き出すというもの。
30人中8割を超える人が、紙の辞書で調べた時は、前頭前野(学習や記憶を司る脳部位)が活発に働いたのに対し、スマホで調べた時は、働きが少ないことがわかりました。
(スマホの場合は、単語の意味をひとつも書き出せなかったという人もいます。)
人間は、ページをめくって単語を探すなど、手間をかけて得た手がかりを結びつけることで情報が脳に定着する ため、デジタル機器を使うことで「記憶の定着」が妨げられるといいます。
川島教授によると、
「(スマホ検索は)作業はしているのに、頭を使っていない。要は、頭を使う場面を機械が肩代わりしているので、人間は単に目で見て手を動かしているだけという状況」とのこと。
「対面」と「遠隔」のコミュニケーション
さらに、スマホのテレビ会議など遠隔でのやりとりが、人間のコミュニケーションを阻害するリスクもあるといいます。
人は他者の気持ちを想像して思いやると、前頭前野の内側の領域が活発に働くことがわかっています。
相手と対面した場合と遠隔の会話で、脳の働きがどう変わるのか、30人を対象に実験を行いました。
「対面」で会話をした時は、前頭前野の内側が互いに同調するように働いた一方で、「遠隔」での会話は、同調はほとんど見られず、前頭前野の働きも弱まりました。
およそ75%で同様の傾向が見られたといいます。
川島教授によると、「(遠隔での会話は)会話をしているけどコミュニケーションになっていない。情報伝達はしているが、相手と心を通わせる状態にはなれていない。」とのこと。
「対面」で心を通わせるコミュニケーションを
遠隔での会話は、脳科学の観点から、一方通行のコミュニケーションになりやすいため、対面での会話の重要性を知ることができます。
特に初対面の方とは、表情などからも相手の気持ちをくみ取りやすいため、対面でのセッションがお客様との信頼関係を構築するカギとなりそうです。
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コロナ渦の中、「対面で人と会うことが不安」と思われる方も多いのではないでしょうか。
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